木造2階建て民家全焼、様子を見に行った80歳住人男性死亡 兵庫・三木
23日午前8時40分ごろ、兵庫県三木市宿原の民家から出火、木造2階建ての母屋と倉庫の延べ約500平方メートルを全焼した。三木市消防本部によると、住人の男性(80)が倉庫の入り口付近で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。
県警三木署によると、民家はこの男性と妻(76)の2人暮らし。妻は出火当時、火災報知器の音に気付いて倉庫から火が出ているのを見つけ、伝えられた男性が倉庫の様子を見に行ったという。妻にけがはなかった。
119番をした近くに住む男性(62)は煙に気付いて駆け付け、玄関先にいた妻から「主人が中にいる」と言われたという。助け出そうとしたが、「煙が充満していて入れなかった。パチパチという音がし始めたので、奥さんを連れて家から離れた」と話した。その後、建物から火が上がり始めたといい「10分ほどだったと思う。あっという間だった」と話した。
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