【独自】セブン―イレブン、セルフレジを25年までに全国展開…人手不足や「非接触販売」に対応
1/17(月) 5:00
読売新聞オンライン

 セブン―イレブン・ジャパンは、来店客が店員を介さずに自分で商品のバーコードを読み取って決済する「セルフレジ」を、2025年までに全国の店舗で導入する。従業員のレジ打ち負担を減らすとともに、コロナ禍でニーズが高まった「非接触販売」を強化する。

 セブンは店員が商品のバーコードを読み取り、客が会計操作を行う「セミセルフレジ」を20年9月から順次、導入してきた。21年8月末までに設置を完了し、全国約2万1000店のうち、約9割に広がった。

 今後はセミセルフレジを発展させ、来店客が自ら商品を読み取り、支払いできるようにする。一部の店舗で実験したうえで25年までに全国展開する。公共料金の支払いや、年齢確認が必要な酒類、たばこの販売は店員がレジで対応する。クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済の専用セルフレジも活用する。

 レジ打ちは従業員の業務の約3割を占めるとされる。コンビニなど小売店は人手不足が慢性化しており、従業員1人あたりの負担が増えている。セルフレジの導入で業務環境の改善と人件費の抑制につなげる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e5e8cf26a3d40ea79e3e3271a4d9dc985eaff23