中東のソマリア沖で海賊対処などにあたるため、6日朝、大村市の海上自衛隊の基地から哨戒ヘリコプター2機が出発しました。

派遣されたのは、海上自衛隊大村航空基地所属のSH-60K哨戒ヘリコプター2機と、第22航空隊の隊員8人です。

中東のソマリア沖やアデン湾などで海賊対処のための警戒をするほか、これまで別任務だった日本関係船舶の安全確保のための情報収集活動にもあたります。

第22航空群司令 國見 泰寛 海将補
「新型コロナウイルス感染症という見えない敵との戦いの中での任務を強いられることから、日本の国益のため国際社会の平和と安定のために不測の事態にも即応できる態勢を保ち、これまで培った実力をいかんなく発揮し任務を完遂していただきたい」

哨戒ヘリ2機は、広島の呉で護衛艦「さみだれ」に搭載されます。

隊員は新型コロナウイルスのPCR検査を受ける予定で、日本近海での14日間の訓練を行い、健康観察をした上で中東に向かいます。

《記事内動画キャプチャ》
https://i.imgur.com/UE3D1Ba.jpg

ソマリア沖での海賊対処へ…海上自衛隊大村航空基地から哨戒ヘリと隊員が出発
https://www.ktn.co.jp/news/detail.php?id=20220106003
2022年01月06日 11:51 KTNテレビ長崎