広島大助教の差別的投稿、学長がメッセージ「差別ない社会へ先導的役割果たす」
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広島大大学院の特任助教が7月にツイッターで差別的な投稿をしていた問題で、同大(東広島市)は27日、
「差別や偏見のない社会を構築するために先導的な役割を果たしていく」とする越智光夫学長のメッセージを出した。再発防止策として新たに定めた
「大学憲章」と「行動規範」や、学外有識者を加えた検討会の報告書もホームページ(HP)で公表した。

 大学憲章には「あらゆる差別やハラスメントを許さず、一人一人の人権と人格を尊重し、擁護する」と明記。
行動規範は「大学の活動に関して高い倫理性と社会に対する透明性を持った十分な説明責任が求められている」などとしている。

 投稿は、東京五輪での日本人選手の判定を巡り、中国の会員制交流サイト(SNS)で不満が噴出したと報じる記事に関連し、
「道徳的に劣っている中国人をまともに相手にする必要はない」などとした内容で、既に削除されている。

 同大は9月上旬、学外の教員を含めた5人で構成する検討会を設置し、議論を重ねていた。(堅次亮平)