「寝そべり族」とは、
家を買わない、
結婚しない、
消費しない、
などお金のかかることは徹底的に排除し、
誰にも迷惑をかけず、
最低限の暮らしを目指す若者を指す言葉です。
競争があまりにも過酷であることから、
一連のレースから距離を置き、
質素に暮らしたいと考える人が
増えていることが背景となっています。
FIREと寝そべり族に共通しているのは、
ある程度、学歴が高く、
それなりにスキルを持った若者が競争を忌避しているという点です。
本来であればエリートと呼ばれる人たちですが、
さらに上を目指す競争があまりにも
過酷であることからスローライフを目指しています。
日本における諦めの感情というのは、
どちらかというと、
中国の都市戸籍と
農村戸籍の違いに近いように思われます。
生活の絶対水準こそ日本はまだそれなりの水準ですが、
正社員と
非正規社員の待遇には極めて大きな違いがあり、
ある種の身分格差のような状況が生じています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4641f84a705609ba161608ac3e194afff83a1b5e?page=2