新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が東京都で確認されたことが16日、わかった。国内の空港検疫以外での確認は初めてで、市中感染したとみられるケースが確認されるのは国内初。

 オミクロン株は11月下旬に南アフリカで確認され、その後、欧米などで感染例が相次いで報告されている。再感染のリスクが高い可能性などが指摘され、市中感染が確認された国も増えつつある。

 世界保健機関(WHO)が11月26日、警戒度が最も高い「懸念される変異株(VOC)」に指定して以降、政府は国内でも対策を強化。全世界からの外国人の入国を禁止しているほか、ゲノム(全遺伝情報)解析をできるだけ多く実施するよう自治体に通知した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/14f2010b0e4d9f289df0eda5a60af4b17b393d2f