2万円台の“エントリースマホ”が増えている理由 割引でほぼ0円、3G停波の影響も
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2112/11/news030.html
2万円台のスマートフォンが、にわかに存在感を増している。シャープは、1月中旬にSDGsを全面に打ち出した「AQUOS wish」を投入。auがコンシューマー向けに採用した他、ソフトバンクも法人用端末として同モデルを導入する。FCNTも、3キャリアに2万円台前半で購入できる「arrows We」を納入した。ドコモが12月2日に発売したサムスン電子の「Galaxy A22 5G」も、2万円台前半のスマートフォンだ。
同様に、ドコモにエントリーモデルの「Xperia Ace II」を投入したソニーは、上半期のシェアが急増。Androidスマートフォンのトップシェアを定位置にしていたシャープを小差で抜き、1位に躍り出た格好だ。各社が相次いでエントリーモデルを拡充している背景には、電気通信事業法改正や3G停波の影響がある。3万円から4万円程度のミドルレンジモデルに続く、新たな市場が拡大しつつあるようだ。そんな市場動向に迫っていきたい。