画家 「ウミガメのスープを」
店員 「お待たせしました。ウミガメのスープでございます」
画家 「……違う……これは、ウミガメのスープじゃない…………
   君、本当にこれは、ウミガメのスープなのかね?」
店員 「はい、お客様。当店自慢のウミガメのスープでございます」
画家 「……違う……ウミガメなんかじゃない……これは、全く別の……」
店員 「お客様、失礼かとは存じますが、ご記憶違いではないかと……」
山岡 「いや、記憶違いとも言い切れないぜ。
   その人の言う通り、こんなのはウミガメじゃない」
店員 「な、何ですかアナタ、当店の料理に何かご不満でも?」
山岡 「明日また、ここに来て下さい。 お爺さんが過去に食べたという、
   本物のウミガメのスープを俺がご馳走しますよ」