コーヒーに種々のリスク下げる健康成分
たくさんの愛好者がいるコーヒー。その魅惑の味と香りに、さまざまな健康パワーが秘められていることが医療機関や研究者によって
次々と明らかになっている。おいしいだけでもうれしいけれど、おいしいだけではないのだ。
国立がん研究センター「社会と健康研究センター」の予防研究グループは、コーヒーと病気の関連について、研究結果をこれまで次々と
発表してきた。「コーヒーと糖尿病」「コーヒーと肝がん」「コーヒーと大腸がん」……。どうやらコーヒーには、こうした病気の発症リスクを
下げる力があるようだ。
たとえば糖尿病との関連を調べた研究では、コーヒーを飲む量によって6グループに分けて比べたところ、コーヒーをよく飲む人たちでは
男女とも糖尿病になる割合が少なかった。研究グループによれば、糖尿病は精神的なストレスが原因の一つになっていると考えられ、
コーヒーのストレス抑制効果が働いた可能性があるという。
https://www.asahi.com/articles/ASP4F4TJWP3NUBQU001.html
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20210413001493_comm.jpg