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秋元康 「日本のエンタメが韓国に大差で負けた理由」 ★2 [384080854]
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0001断崖式ニードロップ(日本) [ニダ]
垢版 |
2021/11/16(火) 02:49:24.45ID:SyPWl95F0●?2BP(2000)

https://digital.asahi.com/sp/articles/ASPCD6WGNPCBUCVL014.html
秋元「日本のエンターテインメントで言えば、韓国に大差で負けていると思います」

 「それはなんでかと言うと、やっぱり国策だったというのが大きい。金大中大統領(当時)が『これからはコンテンツ産業に力を入れないといけない』と、ハ
リウッドから人材を呼んで、学校を作ったりして奨励した。K-POPがアジアに進出するときには、国がお金も出して応援したわけです」

 「たとえばベトナムなどでは、韓国が一番おしゃれな国だと思われている。女の子たちは『おしゃれな国のああいうメイクをしたい』と思って、化粧品も韓国
製を買いますよね。日本に欧米の文化が入ってきたとき、我々がアメリカの車や冷蔵庫に憧れたように、文化が入ってきたらその国のものが欲しいと思うわけで
す。それを韓国はやったから素晴らしいなと思います。日本はそこが遅れているので、ここを変えない限り勝てないと思いますね」

 「『イカゲーム』を見て思うのは、デスゲームを誰もが経験のある子どもの遊びでやるというのが面白い。それに、おじいさんが1個だけ持っていたビー玉を
主人公にあげるとか、お父さんを殺してしまった女の子が、私には帰るところがないからと言ってわざと負けるとか、ああいう人間ドラマがうまいなぁと思うん
です」

 「何より僕が感じたのは、子どもの頃はみんな平等だったのに、大人になるとお金を持っている人と持っていない人のように差が出てきてしまう。だからこそ、
ゲームの中ではやたらと『平等』という言葉や、過半数が反対したらゲームをやめるという民主主義が強調されていた。そういう要素がうまく入っているなぁと
思いましたね」

 ――K-POPアイドルも世界中で人気を博しています。

 秋元「アイドルで言えば、あそこまでのクオリティーを作るのは非常に難しいと思うんです。韓国では過酷なレッスンを長期間やっているわけで、そういうと
ころには勝てない。だけど、なんで日本のアイドルやアニメが世界に行けたのかというと、『鎖国』していたからだと思うんです」

 「つまり、アニメもウォルト・ディズニーを目指したんじゃなくて、独自の価値観を持っていたから、京アニとかスタジオジブリにしか作れない世界観が生ま
れ、世界から日本に注目が集まった」

 「日本のアイドルもそうなんです。アメリカで通用するほど、英語もしゃべれないし、ダンスもあんなにパキパキに踊れないから、こっち側で『オタク』と呼
ばれるアイドル文化を勝手に日本だけでやっていたら、フランスやアメリカのオタクたちが日本のAKB48とかBABYMETALとかセーラームーンみたいなものに興味を
持ってくれたということじゃないかと思います」

 「だから、『アメリカっぽいもの』を作ったら負けると思うんです。『鉄棒理論』とよく言うんですが、小学校のときにドッジボールをみんながやっていて、
ちょっと出遅れるとドッジボールに入れない。しょうがないから鉄棒で遊んでいて、自分たちで面白い遊び方を生み出して盛り上がっていると、ドッジボールを
やっていた連中が鉄棒に入れてくれとやってくる。“あの鉄棒”を作らないと勝てないと思います」 つづく
0002断崖式ニードロップ(日本) [ニダ]
垢版 |
2021/11/16(火) 02:49:44.23ID:SyPWl95F0
>>1 つづき
 「今は校庭の一番良いところで韓国がドッジボールをやっているわけだから、日本がドッジボールに参加しようと思っても無理です」

 小島「私は(芸能活動で)中国に行ってみたいと思っていて、中国語を習ってみたりしています」

 秋元「ビジネスもやりたいんでしょ?」

 小島「そうなんです。日本にいる中国人の人と仕事をするにも、中国語をしゃべれたほうが絶対良いなと思っています。それで、秋元さんとご飯を食べている
ときに『私はこんなことがやりたいんです!』とたくさん語らせてもらったんですが、家に帰って秋元さんから『大事なのは成功するかじゃなくて、毎日楽しい
かだからね』というメッセージが来て、本当にそうだなと思ったんです」

 「楽しく毎日を送りたいし、幸せになりたいから成功したいんだけど、成功にとりつかれると手段が目的になってしまいます。そうならないように、楽しく過
ごすということを念頭に置いて、エンタメ業界にいる人間として人に楽しんでもらうことと、私自身も楽しく暮らすということはどちらも忘れないでおこうと
思っています」

 ――まだ知られていない全国の宝を発掘するのがこの番組のコンセプトですが、秋元さんは全国から何人ものスターの原石を発掘してきたと思います。オー
ディションではどういう基準で選んでいるのでしょうか?

 秋元「色んな(選び方の)タイプの人がいるんですけど、たとえばジャニーさんみたいな人は、本当に発掘するのがうまい人だと思います。たとえば、『どう
考えてもこっちのほうが良いな』と思う子がいたとしても、ジャニーさんは自分のアンテナでピンと来た子にバンダナを巻かせたりするんです。ジャニーさんは
本能的にわかるんですよ。セクシーさというか、プラスアルファが」

 「僕はそうじゃなくて、この人と決めた人をプロデュースするほうが得意なんです。先日も乃木坂46のオーディションをやったんですが、僕は一応『こういう
感じじゃないの』と選んで、『あとはみんな好きなように選んで』という感じです。つまり、決して総合点では選ばないんです」

 「オーディションでよくあるのが、ルックスいくつ、歌唱点いくつと点数を付けて、その総合点で上位から選ぶやり方ですが、そうすると平均化しちゃうんで
す」

 小島「何か突出した人を選ぶんですね」

 秋元「そうなんです。たとえばここに10人がいたら、(スタッフに)『ベストを選んで』と言う。そうすると、『えー!なんであの子なの?』ということがあ
る。だけど、『なんであの子なの?』という子を選んだ人がいるということは、その人の後ろには何百人か同じ感じ方の人がいるんですよ。だから、あまり僕は
そこに口を出さない」

 「ポップコーンをフライパンで熱していると、ポンポンとはじけてくるじゃないですか。『このはじけそうな子は、次はこうしたほうが良いな』とか、『この
子はこうしたほうが良いな』というのはプロデュースしますけど、原石がわかるとか、そういうのはあまりないんですよね。指原にしても全然わからなかった」
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