9日、いの町の仁淀川にかかる仁淀川橋の工事現場から足場に使う木の板600枚余りが流されているのが見つかりました。
8日の大雨の影響とみられていて、国道事務所が回収を進めています。

国土交通省土佐国道事務所によりますと、9日午後、耐震補強工事が行われていた、いの町の仁淀川橋で、足場に使われる木の板が流されていることに工事の関係者が気がついたということです。

流された板は、長さがおよそ2メートルから4メートル、幅はおよそ20センチで、橋脚の近くに置かれていた760枚のうち612枚が流されたということです。

このうち437枚は、現場付近で見つかったということです。

一方、残りの175枚については確認できていないということで、工事を行っていた業者がドローンを飛ばすなどして付近を探しているということです。

土佐国道事務所によりますと、8日、仁淀川の上流は大雨になっていたということで、増水した川に流されたとみています。

土佐国道事務所の久元祐二さんは「仁淀川を利用される皆さまにご迷惑をおかけし、申し訳ありません。再発防止を徹底します」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20211109/8010013081.html