面識のない女性を見張ったり、家の敷地内に入ったりしたとして、兵庫県警川西署は2日、ストーカー規制法違反(ストーカー行為)と住居侵入の疑いで、同県川西市の会社員の男(37)を逮捕した。

 逮捕容疑は10月18〜28日、女性(22)の自宅近くで、見張り行為をし、28日午前6時ごろには女性宅の敷地内に侵入した疑い。同署の調べに「間違いない」と容疑を認めている。

 同署によると、女性は朝に自宅を出ると、近くから自身を眺める不審な男を見掛けるようになり、目が合うと男は物陰に隠れるなどの行為を繰り返していたという。家の玄関先に入ってきた時に親族が発見し、危険を感じて同署に相談した。

 男は「10月初旬からつきまとい行為をしていた」「女性がかわいかったから」などと話しており、通勤途中などに見掛けたことがきっかけでストーカー行為を始めたとみられる。女性宅を物陰から眺め、ついに玄関先まで侵入するなど行為をエスカレートさせていったという。

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