京王線 車両のドア開けられず

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211101/k10013329661000.html

国土交通省によりますと、今回の事件では国領駅の1つ手前の布田駅を通過中に非常通報装置のボタンが押されましたが、車内が混乱していて何が起きているか車掌などがマイクで聞き取ることができなかったということです。

事件が起きた車両内には防犯カメラがなく、リアルタイムで車内の状況を確認することはできなかったとしています。

非常通報装置が押され車内の状況が確認できない場合は次の駅で停車することになっているため国領駅で停車しましたが、刃物を持った男が車内にいることが分かったのはその後だったということです。

また、駅に停車する前に外に出ようとした乗客がドアの非常用のコックを使用し通常の停車位置より2、3メートル手前に電車を止めざるをえなかったということです。

そのため停車位置がずれて駅のホームドアの位置と合わず、車両のドアを開けることができなかったということです。

国土交通省は京王電鉄に対して、さらに詳しい報告を求めることにしています。