泥沼化するのか!? 次期衆院選(19日公示、31日投開票)をめぐって東京8区で起きていた混乱で、
同区から出馬表明していたれいわ新選組の山本太郎代表が11日、出馬を取りやめることを明らかにした。
同時に立憲民主党からの打診だったと説明し、やりとりの録音があると強調。
「反論してもいいですが、その時は泥沼です」と立民をけん制した。

 れいわはこの日、神奈川県内で街頭記者会見を開き、山本氏が冒頭に「結論から言うと東京8区、降ります。出ません」と表明した。

 山本氏が東京8区からの出馬を表明したのは8日のこと。
同区には立民も共産党も候補者を立てる予定で、野党一本化が進んでいなかった。
山本氏が野党統一候補になるといきなり表明した形になり、ほかの野党候補の支援者たちが反対の声を上げていた。

 山本氏の説明によると、同区からの出馬を持ちかけてきたのは立民だった。
2019年11月に立民から「候補者を降ろすこともやぶさかではない」と立民の吉田晴美候補予定者を取り下げると話してきたという。
もっとも政策面で共闘できる状況にはなかったため話は進まず。

 しかし、21年になって立民が消費税5%への引き下げを掲げたことをきっかけに、再び立民からの呼び掛けで話し合いに。
立民は吉田氏と念書を交わしたと説明したといい、山本氏が同区の野党統一候補になる話がまとまっていった。
 8日の出馬表明も立民の了承を得て行われたと山本氏は主張。
これに対する枝野幸男代表の対応も打ち合わせしていたというが、枝野氏が報道陣に話したことは山本氏にとっては意外だったようだ。




「録音テープある」山本太郎氏が“東京8区問題”で立民執行部に不気味予告 
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3713629/