れいわ新選組の山本太郎代表が次期衆院選で、東京8区から出馬する意向を固めたことが分かった。関係者によると、
同選挙区では立憲民主、共産両党が候補者擁立の準備を進めてきたが、各党で調整し、山本氏が野党統一候補になる見通し。
同選挙区では、自民党の石原伸晃元幹事長が8期連続当選している。知名度が高い山本氏が統一候補となれば、野党共闘の
象徴として注目が集まりそうだ。

東京8区は杉並区の大部分で、山本氏が2012年に「反原発」などを掲げて初出馬した原点となる選挙区。当時は、
約6万票差のほぼダブルスコアで石原氏に敗れた。
17年の衆院選東京8区で、立民、共産の候補者が獲得したのは計約9万9000票で、石原氏の得票とは約1000票差だった。(沢田千秋)

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