自民党総裁選に出馬している河野太郎ワクチン担当相は24日、政策立案をめぐり「(党の)部会でギャーギャー言っているよりも副大臣、政務官チームを非公式に作ったらどうか」と述べた発言を撤回し、謝罪した。「ギャーギャーというのは不適切で、取り消したい」と語った。

河野氏は21日、若手議員との意見交換会で、こうした党を軽視するような発言をし、佐藤正久外交部会長がツイッターに「部会で国民の声を政策や議員立法にしている議員に失礼」と書き込むなど、党内の反発を招いていた。

河野氏は「部会の提言がすべて(政府の政策に)取り上げられているわけではない。副大臣や政務官と若手議員のチームが一緒に担当分野の政策を作っていければ、政府や党の境もなくなる」と真意を説明した。

「一番、部会でギャーギャー言っていたのは私ではないかとも思う」とも述べた。国会内で記者団に語った。

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