水産庁がレジャーによる太平洋クロマグロの釣りを8月下旬に全面禁止し、関係者に波紋を広げている。釣り船の漁獲量が予想以上に増加し、
国際規制で決められた漁業者の取り分が減る恐れが出たためだが、観光シーズンの北海道や青森県では釣りファンや釣り船関係者が
落胆している。水産庁は、レジャー分の管理強化を検討し始めた。
水産庁は8月21日から来年5月末まで30キロ以上の大型クロマグロの釣りを禁止した。30キロ未満の小型魚は6月から既に禁じており、
一気に規制を強めた。悪質な違反者には罰金などが科される。
https://mainichi.jp/articles/20210918/k00/00m/040/208000c