共同通信社は17日、今年7月に発生した静岡県熱海市の土石流災害取材の際、無許可で民家の敷地内に立ち入ったとして、同社の30代記者が住居侵入の疑いで静岡県警熱海署に書類送検されたと発表した。
同社は、記者を戒告の懲戒処分とした

同社によると、記者は7月4日午後、土石流の現場に隣接する民家2棟の屋外テラスに無断で立ち入り、計約1時間にわたって被害や捜索活動の様子を撮影していたという

共同通信社は「正当な業務の範囲を逸脱した行為で関係者に深くおわびする。再発防止に向けて記者教育を徹底する」とコメントした。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2021091700981&;g=soc