元FDA局長「ファイザーワクチン、10月末に5〜11歳接種承認予想」
9/14(火) 9:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9eb8e828fdec4ce938bc8f146f544b42513fbb20

米食品医薬品局(FDA)が早ければ来月末ファイザーの新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンの5〜11歳接種を緊急使用承認するとの展望が出た。米国では現在12歳以上が接種可能年齢となっている。

新型コロナワクチンメーカー「ファイザー」の取締役で元FDA局長のスコット・ゴットリーブ氏は12日(現地時間)、米CBS放送とのインタビューで「最上のシナリオとファイザーが提示した時刻表などを考慮すると5〜11歳児のワクチン接種がハロウィーン(10月31日)までには可能になるだろう」と話した。続いて「ファイザーが今月末までに子どものワクチン接種に対するデータを確保することができると期待している」とし「このデータはFDAに非常に早期に提出されるだろう」と明らかにした。

ファイザーワクチンは米国で16歳以上は正式承認を、12〜15歳は緊急使用承認を受けた状態だ。ゴットリーブ氏は「すべてのことが順調に進めばFDAは肯定的な決定を下すだろう」としながら「ファイザーが収集したデータに対する信頼はあるが、客観的な決定はFDA次第」と強調した。

これに先立ち、10日、ロイター通信も消息筋を引用して米保健当局が5〜11歳児に対する新型コロナワクチン接種許可について来月末まで決定する予定だと報じた。