1億3000万円超の予算を投じて整備した福島県郡山市のテレワーク専用端末の利用が低迷している。
新型コロナウイルス感染症対策や働き方改革の一環で専用端末計600台を各課に配備したが、2020年度の利用実績は1日平均4人未満にとどまった。

 市人事課によると20年度、専用端末を利用して在宅勤務に就いた職員は延べ879人だった。
年間の勤務日数を240日と見積もった場合、1日平均3・7人にとどまる。
 在宅勤務とは別に、庁内に開設したサテライトオフィスの利用職員が専用端末を使うケースもあるが、昨年度のオフィス利用者は1日平均5・9人だった。

1億3000万円投じたテレワーク端末利用低迷 郡山市、1日平均4人届かず
https://kahoku.news/articles/20210911khn000038.html