自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への立候補を表明した河野太郎行政改革担当相は11日午前の読売テレビ番組で、
厚生労働省の組織改革に意欲を示した。「かつてのように厚生省と労働省を分けることも一つの考え方としてある」と語った。

河野氏は厚労省の現状について「非常に予算規模が大きく、厚労相も国会でありとあらゆる質問に答えなければいけない」と指摘。
「国会が始まると厚労相が(社会保障改革や医療提供体制などの)議論をリードすることができない現状がある」との問題意識を示した。

そのうえで、「大きなテーマを省内や国会でも議論ができる体制をつくっていく必要がある」と述べた。
https://www.sankei.com/article/20210911-G2BOSFCQLNILDOTYH4K2JFB7IM/