児童がマスクをつけ忘れていることに教師が腹を立て、とんでもない行動に出て泣かせる出来事があった。
当日この学校で起きたこと、また母親の主張などについて、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。

■小学校でトラブル発生

アメリカのラスベガスにある小学校で、男子児童(9)が水を飲みに行こうと席を立った。
この学校では、新型コロナウイルスの感染を予防するため児童のマスク着用が義務付けられているが、男児はこのときうっかりマスクをつけるのを忘れてしまった。

その様子を見ていた臨時の女性教師は「マスクをつけなさい」とは言葉で指導せず、児童を教室の前に立たせた。
そしてテープを取り出し、マスクを児童の顔に貼り付けたという。
それを見てクラスの子供たちは声をあげて笑ったが、児童は傷つきショックを受けた。

■母親の怒りが爆発

児童はその後、父親が届けてくれた忘れ物を受け取るため職員室へ。
だが顔にマスクを貼ったままだったため学校職員が驚き、あわててはがし校長に連絡したのだという。
その後に校長たちは児童の教室に行き、別の男子児童の顔にもテープが貼られていることを確認した。

「うちの息子はひどく動揺して泣いていました」「子供なのだから忘れることはあるし、こんな仕打ちをしなくてもいいでしょうに」。
地元メディアの取材を受けそう語った母親は、教師の行為を体罰に該当すると主張。辞職を望んでいることを示唆した。

マスクを児童の顔に貼り付けた小学校教師 保護者は「転校も検討中」と激怒
https://www.excite.co.jp/news/article/Sirabee_20162656054/