フリーアナウンサーの笠井信輔ら「#病室WiFi協議会」のメンバーが6日、厚生労働省記者クラブで会見を行い、
全病室でWi-Fiが使える病院名の公表と、関係各所への要望を行った。

悪性リンパ腫で4カ月半の入院生活を経験した笠井アナ。コロナ禍で見舞いに来てもらうことができなかったが、それを救ったのが
インターネット環境で、SNSやYouTubeなどでコミュニケーションを取ることで、孤独感が解消されたという。笠井アナは、
病室Wi-Fiについて「患者さんの気持ちを豊かにするだけでなく、ライフラインと言うことができます」と強調する。

笠井アナは「一番驚いたのは、47%の病院が全く使えないということでした。本当に残念ですが、これが現実なのかと思います」と見解をコメント。
「コロナ禍で厚生労働省がすべきことの1つとして、国立病院や拠点病院でまずは国民の孤独を救うということがとても大事なのではないか」と提起し、
補助金とは別の財政支援を訴えた。新設されたデジタル庁にも、導入費用の予算化を要望している。

https://news.mynavi.jp/article/20210907-1966289/