ジェンダーレスの流れを受け、長野市の老舗映画館が「レディースデー」など性別による割引をきょうから廃止し、新たなサービスを始めました。

 100年を超える歴史を持つ『長野相生座・ロキシー』。きのうまでは毎週水曜日を「メンズデー」、金曜日を「レディースデー」として、一般料金から700円を割り引いてきました。しかし、性別による差をなくそうとする『ジェンダーレス』が浸透しつつある中、きょうから、毎週水曜日は誰でも割引を受けられるようにしました。

来館者
 「サービスデーというと、逆に差別みたいな感じになっちゃっていたからいいと思う」

長野相生座・ロキシー 田上真里 支配人
 「LGBTQの作品も上映してきた中、ずっと矛盾を感じていた。本当に時代にそぐわないから変えるなら今だろうと」

 また、「夫婦50割引」も廃止し、入籍の有無や男女に限らず、2人で入場すれば割引を適用します。国内最大手の興業会社も7月にレディースデーを廃止していて、地方でも広がりを見せています。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4350102.html