ロイター通信は25日、バイデン米政権が国内に拠点を置く企業に対し、
中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)向けに自動車部品用の半導体を輸出する許可を出したと報じた。
国家安全保障上の重要性が低い半導体に限って例外的に認めたとみられるが、対中強硬姿勢を強める議会からは反発の声も出ている。

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 ファーウェイはトランプ前政権時、安保上の懸念を理由とする輸出禁止対象「エンティティー・リスト」に指定され、
最先端技術を使った米国製半導体の取引が事実上できない。
同社は主力のスマートフォンや高速大容量規格「5G」関連事業が制裁で打撃を受けたため、
電気自動車(EV)分野への移行など事業戦略の転換を図っている。

米、ファーウェイへ車用半導体 バイデン政権、輸出許可か―報道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021082600360&;g=int