厚労省と都、医療機関にコロナ患者受け入れ要請へ 国として初

 厚生労働省と東京都は23日、改正感染症法に基づき、都内の医療機関に対して新型コロナウイルス患者を受け入れるよう要請する調整に入った。同日午後に田村憲久厚労相と小池百合子都知事が会談する。国としての要請は初めて。

 同法では医療機関が国や知事の要請に正当な理由なく応じなければ、より強制力のある「勧告」に切り替えることができ、それでも従わない場合は病院名を公表できる。都内では病床が逼迫(ひっぱく)しており、内閣官房によると19日時点の重症者向け病床使用率は90%に達している。【阿部亮介】

https://mainichi.jp/articles/20210823/k00/00m/040/070000c

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