体育館やプレハブの“野戦病院”都道府県に整備要請へ 医療崩壊で厚労相

 コロナの感染爆発に医療体制が追いつかず自宅療養者が10万人近くに迫る中、田村厚労大臣は、各都道府県に対し、体育館やプレハブなどを利用した、いわゆる「野戦病院」の整備を要請する考えを示しました。

田村憲久 厚労相

 「病床をどう確保するかというときに、臨時の医療施設、これを全国的に必要な自治体では確保いただくということも検討いただかなければならない」

 入院や治療が必要でも受け入れ先のない自宅療養者が増え続ける状況を受けて、田村厚労大臣は、体育館やプレハブなどを利用した臨時の医療施設を整備するよう各都道府県に要請する考えを示しました。

 厚生労働省によりますと、全国で「自宅療養」とされている感染者は9万7000人に上っていて、臨時の医療施設については、これまでに10都道府県であわせて13か所開設されているということです。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4341234.html