メリー喜多川氏の死去が公表された8月17日、同社所属の木村拓哉が自身のインスタグラムを更新した。

木村は、メリーさんの名前こそ出さなかったが、ヤシの木と自身の生まれ年のワインの写真とともに《どんな時も、前向きな心と言葉をいつもありがとうございました ゆっくり、休んで下さい》とねぎらった。

また、妻で歌手の工藤静香も同日、インスタを更新。文章はつけなかったが、白いユリや紫色の花の写真を投稿し、メリーさんを追悼した。

「キムタク夫婦は、SMAPの人気が絶頂だった2000年12月にデキちゃった結婚しましたが、当初、SMAPの女性チーフマネジャーは猛反対でした。
ところが、静香はそのマネを飛び越えてメリーさんに直談判し、結婚が許されたという経緯があります。
いわば、夫婦にとってメリーさんは大恩人。結婚後も、メリーさんとは家族ぐるみの付き合いで、2人の娘の芸能界デビューに関しても相談しています」(ベテラン芸能記者)

こうしたメリーさんへの恩義があり、木村は元SMAPのメンバーで、ただ1人ジャニーズに残留した。
一時はSMAP解散の戦犯∴オいにされて人気もガタ落ちだったが、俳優業が軌道に乗り、いまだ芸能界トップクラスのポジションを維持している。

「ただ、キムタクのジャニーズ内での立場は微妙です。近藤真彦の退所後、事務所の長男≠ヘ東山紀之になり、後輩の滝沢秀明氏は副社長。
ある意味、この2人より大物のキムタクと、誰も対等に話せる事務所スタッフがいないんです」(テレビ局関係者)

そんな状況で、恩人であるメリーさんが旅立ってしまったのだ。

「これで、ジャニーズに残る意味がなくなりました。今のキムタクの勢いなら、ジャニーズを出てもオファーが激減するようなことはないでしょう」(同・関係者)

独立した場合、2人の娘も所属する静香の個人事務所で活動することになるという。

「近いうちに重要な家族会議があると聞いています。具体的な動きはメリーさんの喪が明けてからになると思いますが、木村が退所したらジャニーズの屋台骨が大きく揺らぐことになりますよ」(芸能プロ関係者)
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