「初めての推し」で知るファンの気持ち

小泉さんがK-POPと出会ったのは、BTSがきっかけだった。

当時、メディアでたくさん流れていた『Dynamite』を見て、「いい曲だな」と思いつつ、
確実に「沼に堕ちた」と感じたのは、2020年の12月にYouTubeで米NBCの『America's Got Talent 2020』で放映された『Dynamite』のパフォーマンスを見たときだという。

「公式MVもよかったんですが、このときのパフォーマスは7人それぞれがめちゃくちゃ自由に動いていて。単にダンスが踊れるとかじゃなくて。
ちょっとこのグリーンのベスト着ている子(V)、誰? この表情すごくない? とまずビックリして、すぐにYouTubeで他の動画を検索し、
見ている間に、あっという間にハマりました(笑)。

もともと韓国の映画やドラマに関しては、約20年来ファンでした。正確に言うとドラマは『天国の階段』(2003年)あたりから色々見ていて、
映画はソン・ガンホ、ソル・ギョングが出ているものは必ずチェックし、マイナーな作品もよく見ていました。

でも、K-POPは触らなかったんです。なんというか、うまく言えないのですが、K-POPまで触ってしまうと、時間配分が難しくなるに違いないと(笑)。
どちらかというと、知るととことん突き詰めて調べてしまうオタク気質なので、触るとヤバいんじゃないかな、
という予感があったというか(笑)。そして予感通り、BTSを学ぶ時間が楽しすぎて時間が足りません」(小泉さん)

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86314?page=1&;imp=0
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