“宣言”解除基準 重症者数を重視へ 従来の「新規感染者数」から
国内
2021年8月19日 木曜 午前11:47

新型コロナ対策をめぐり、政府は、緊急事態宣言の「解除基準」について、重症者数などをより重視する方向で見直しの検討に入った。

政府は、宣言を発令・解除する際、感染状況を評価する指標として、これまで重視していた新規感染者数にかわり、重症者数や、入院者数を含めた医療の逼迫(ひっぱく)の度合いをより重視する方向で検討する。

前回、見直しを行った4月に比べ、ワクチン接種が進み、新規感染者と重症化の関係が変化していることが背景にあり、政府関係者は「今の指標のままでは、いつまでたっても解除できない」と話している。

政府は、専門家による議論をふまえ、月内にも結論を得たい考え。

https://www.fnn.jp/articles/amp/226426