猛毒ガエルはなぜ自分の毒で死なないのか?定説覆す「毒素スポンジ説」 [439992976]
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猛毒ガエルはなぜ自分の毒で死なないのか、定説覆す「毒素スポンジ説」が浮上
■バトラコトキシン(BTX)をもつヤドクガエルやズグロモリモズ、最新研究
ニューギニア島の森に、猛毒を持つズグロモリモズという小鳥が暮らしている。
オレンジと黒のその羽に触れただけで、手に火がついたような感覚になる。
猛毒で知られるヤドクガエルにもあるバトラコトキシン(BTX)と呼ばれる毒で、
少しでも摂取するとまひや死に至ることもある。
神経や脳、筋肉の細胞にある「ナトリウムチャンネル」の機能が停止するからだ。
何十年もの間、ズグロモリモズやヤドクガエルが自分の毒で死なないのは、
BTXに耐えられるナトリウムチャンネルを進化によって獲得したというのが有力な説だった。
コブラの毒に耐えるエジプトマングースなど、この方法で毒を寄せつけない動物の実例もある。
しかし、この説を覆す論文が8月5日付けで「Journal of General Physiology」に発表された。
論文は、ズグロモリモズやヤドクガエルが「毒素スポンジ」を持つ可能性を示している。
毒素スポンジとは、ダメージをもたらす前に、致死性の毒をスポンジのように吸い取るタンパク質だ。
■イオンチャンネル自体に耐性はなかった
「この毒は天然の薬物のようなものと考えればよいでしょう。
動物が身を守るために使う薬物です……自分を食べようとした相手にとても不快な思いをさせ、
最悪の場合、命を奪うこともできます」。
こう語るのは論文の著者の1人で、
米カリフォルニア大学サンフランシスコ校心臓血管研究所の生物物理学者ダニエル・マイナー氏だ。
ズグロモリモズやヤドクガエルが自分で毒を生成することはなく、
獲物の甲虫から毒を得ていると科学者たちは考えている。
すると、1つの疑問にたどり着く。
ズグロモリモズのような毒を持つ動物は、どのように自分自身を毒から守るのだろう?
<続く>
<画像>
スリナム共和国のシパリウィニ地方に生息するコバルトヤドクガエル。
(PHOTOGRAPH BY JON G. FULLER/VWPICS / ALAMY STOCK PHOTO)
https://i.imgur.com/vl5ZzxW.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/86d9de8e99589f59ca457732118d79ca46e3f8e3
そこで、マイナー氏の研究チームは実験環境で、
ズグロモリモズやヤドクガエルのナトリウムチャンネルの遺伝子を再現し、
さまざまな種の生きた細胞に挿入してからBTXにさらしてみた。
その結果、これらの細胞はBTXに勝つことができなかった。
つまり、ズグロモリモズやヤドクガエルのナトリウムチャンネル自体はBTXへの耐性を持たない。
しかし、さまざまな種の生きたカエルにBTXを注入すると、毒を持つカエルだけが生き延びた。
「これはナトリウムチャンネルを毒から守る何かがある、という手掛かりです」。
マイナー氏は有力な説として、すでに自ら特定していたスポンジタンパク質を挙げる。
マイナー氏らの研究グループは2019年、
別の猛毒サキシトキシン(STX)からウシガエルを守る毒素スポンジを発見した。
ズグロモリモズやヤドクガエルの毒素スポンジはまだ見つかっていないが、
もちろん発見を目指しているとマイナー氏は述べている。
カリフォルニア大学バークレー校の進化生物学者レベッカ・タービン氏はこの結果に感銘を受けている。
タービン氏は、毒ガエルがエピバチジンという神経毒に耐性をもつ仕組みを研究している。
「特に私の研究内容を考えると、(生きた毒ガエルの)ナトリウムチャンネルが
BTXに反応しないことにとても驚きました。私たちの予測とは異なります」
と、ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラーでもあるタービン氏は語る。
ただし、タービン氏はこの結果を過度に一般化しないよう警告している。
「これはカエルが持つ多くの毒素の一つにすぎません。
とはいえ、彼らがテストしたケースについては、私は結果に納得しています」
<続く>
■毒素の研究、医療にも応用
遠く離れた島の鳥や熱帯雨林のカエルはニッチな研究テーマに見えるかもしれない。
だが、その生物学的な謎を解明することが世界中の人々に役立つ可能性もある。
「毒は歴史的に、特定のタンパク質に的を絞り、
その機能を明らかにするうえで重要な役割を果たしてきました。
また、医薬品設計の基礎にもなっています」とタービン氏は話す。
例えば、ウシガエルの毒に含まれる成分は抗がん作用を持つことが実験によって示されている。
また、フグからイモリまで、さまざまな生物が持つテトロドトキシンは、新しい麻酔薬の原料として注目されている。
「私にとって最も興味深い疑問は、なぜ動物たちは自分の毒で死なないのかです」とマイナー氏は言う。
「しかし(同時に)、この疑問は生物系について、根本的に重要な何かを私たちに教えてくれます」
<終わり> お前らが自分の臭いに気づかないのもこのスポンジのせいやで? ウミウシは毒のある仲間を共食いすると
自分も毒が使えるようになる。 https://i.imgur.com/yufaJt9.jpg
こういうやつだろ
なんか昔大学の薬学の講義で聞いたことあるわ >>10
小さい頃から大量に浴びてきたから電気の効かない体になってる 毒ガエルの前世は悪人
毒で苦しむけど死なない呪いがかかってる >>10
脂肪で絶縁してる
でも感電はしてて徐々に失明してる >>20
いてええええ!って言いながら電気出してると考えると笑える >>22
カメムシは閉鎖空間に閉じ込めると自分の匂いで死ぬ 人間もたんは口の中にあればまだ大丈夫だが、たんを吐くととたんに汚いものになる
口の中にあったものなのに、それをまた口に含むのは嫌だろう?
毒もそういうものよ >>25
死ぬ。
血管に直接入ったら効く。
口から飲み込んだ場合は消化できる。 つーか、毒なんだから、生命体が生きるには、毒を無効化するなどのタンパク質、もしくは毒を吸収する部分切り離す機能、がそなわっていると考えるのが合理的だ >>29
そう感情的なもんじゃなく、毒なんだぞ。
死なないには、死なない理由がある。
例えば人間なら、カプセルに閉じ込めていて、カプセルを噛み潰さない限り死なないとか、何か理由がある。
その理由の話 毒スポンジって言うか、
単純に解毒薬のタンパク質持ってるからでよくない? そのカエルを丸ごと食べればそのスポンジも一緒に食べることになるから、つまり…🤔 エリマキトカゲはサソリを喰っても死なないのはなぜ? 毒に耐性がある生き物なら、毒を装備してないと衰弱死するだろ。 よくヒーローや怪獣で目からビーム発射する奴いるが 発射してる間 目見えなくなるんじゃね? 照準合わないじゃん ナトリウムチャンネルじゃなくてナトリウムチャネルじゃね? >>31
それで言ったら乳の代りに1番だしを飲まされてたら風呂入ったあとに味噌汁に出来るみたいなことやん(´・ω・`) そんなすごい毒あるなら、
天敵がいないで繁殖しまくれるんじゃ そんなすごい毒あるなら、
天敵がいないで繁殖しまくれるんじゃ よくわからんが、スポンジボブもカーニーさんやイカルドの吐く毒に無反応なのと同じか >>56
日本語の一般的な読み方はチャネルだけど、元の英語は一緒だよね
モバイルとモービルみたいなもん >>62
天敵も毒耐性持ちなのが結構いるわけで
人間も、少量の毒物を摂り続けていると
耐性がついて効かなくなる。
劣悪な衛生状況で生活してる人が食中毒を起こさないのはそのため。 あと、体の大きさも重要。
犬や猫は玉葱を食べると中毒するけど、人間ならピリ辛で済むのね。 >>69
逆に、ネコにスマホ与えても何も起きないけど
人間に与えるとスマホ中毒になるしな まだ研究中のヤドクガエルやモルズルからは毒素スポンジは見つかってないのね
これを人間に備えられたらと考えるけど、生のたんぱくはアレルギー反応の対象だよね >>41
バイデンがトランプの政策を行っているのは、、、 長々と読んだのに「俺達の戦いはこれからだ!」で終わる漫画を読んだ気分になった >>10
放電電圧より高い電圧を保っているので
感電しない
電位は高いところから低いところにしか流れないから すべてのカエルには毒あるでー
アマガエルでもさわった後は手をあらえよー >>79
脂肪が絶縁体になってるって上に書いてあるだろ?
ちなみにデンキウナギは筋肉の擦れで電気を発生させるので
しばらく放電させておくと、くたびれて動かなくなる。
地元民は水を棒で叩いてデンキウナギを挑発し、疲れて電気を出さなくなった隙に捕まえる。 アイフィンガーガエルはなぜ自分のアイフィンガーで死なないのか? 何処だったかアフリカ系民族は毒ガエルの毒を数種類混ぜた毒薬を作る
触れると、めまいや怠さに始まり、呼吸困難に落ち入り、やがて死ぬという
数種類混ぜられているせいか、解毒剤のような物は無いそうな
しかし、その民族に伝わる解毒法、薬草をブレンドしその薬草を燻した煙を体に吹きかけ呪文を唱えるとたちどころに治るという
ゴルゴ13に似た話が出てくるが、あれは実話に基づいてる 植物の実などに含まれて居る青酸配糖体という物質は、直ちには毒性を示さないが、
食べられると消化器の内で分解されて青酸が単離することで毒性を表して食害者を
殺す機能がある。青梅など。 頭部という大事な器官を守る頭髪がぬけるメカニズムにヒントがあるのかも知れん ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています