韓国、五輪3選手の兵役免除
メダル獲得の柔道・安ら

 【ソウル共同】東京五輪に出場した韓国代表のうち、柔道男子73キロ級で銅メダルを獲得した在日コリアン3世の安昌林ら男子3選手が徴兵制度の特例対象となり、事実上の兵役免除が決まった。聯合ニュースが8日までに伝えた。

 19歳以上の男性に兵役義務がある韓国では、五輪でメダルを獲得すれば、3週間の基礎軍事訓練や、社会的弱者を対象とする活動などに参加することで、兵役が事実上免除される。安以外に対象となるのは、アーチェリーで金メダルを取った金済徳とテコンドーで銅メダルの張準だ。

 国威発揚などに寄与した選手らに対する特例として、1973年に導入された。

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