<今回のお悩み>「小学生の娘に性転換願望がある」

 小学生の娘が「2分の1成人式」の文集で、10年後の自分へのメッセージに、「性同一性障害だということを周りの人に打ち明けられた」だの、「中学生か高校生になった時に男の子になるとお父さんとお母さんに言う」だのと書いていて、信じられない思いです!

 その文集を見せてと言った時に、頑なに拒むなと思ったら……とてもとても、そういう事で悩み、苦しんでいる様には見えないだけに、ひとまずそっと見守るだけでいいのか、誰かに相談すべきなのか、もし何年後かに本当に打ち明けられたらどうすればいいのか……。

 私は、ちゃんと受け止めてあげたいけど、頼むから、考えが変わって、女の子でいて! というのが正直なところです。

【プウ美ねえさんの回答】

 「2分の1成人式」という行事は何のためにあるのか、つねづね意味がわかりませんでした。お便りを読んで、「子の人格は親のものではないことを、親が早めに知るためのもの」なのだ、と納得いたしました。

 まず、お嬢様の幸せの形は無限だ、ということを理解しなければなりません。「女の子でいて!」というお言葉は、それをせばめます。受験や就職が不利で、結婚や出産を他人に詮索され、一人で生きれば揶揄されがち。
そういう「日本の女の子」でいるのは、はたして全女性の幸せでしょうか。将来お嬢様が「お母さんの望みどおり女の子を続けたけど幸せじゃなかった」と思っても、あなたは責任がとれません。親は先にしにます。
それなら、お嬢様が自分の責任で幸せになる選択をすべきです。受け止めなくてもよろしい。大人が正面から向き合うと、つい余計な口出しをしたくなってしまうものです。
すべての子が、親の共感や応援を必要としているわけではありません。いまはお嬢様の健康だけを願って見守ればじゅうぶんです。


詳細はそーすで
https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0805/czw_210805_5309829411.html
小学生の娘に性転換願望が……「女の子でいて!」と悩む親にプウ美ねえさんが説く「日本の女の子の幸せ」