オリンピック 柔道女子 素根輝が金メダル 78キロ超級

東京オリンピック柔道女子78キロを超えるクラスで、初出場の素根輝選手が金メダルを獲得しました。

素根選手は決勝でキューバのイダリス・オルティス選手と対戦し、両者が決め手を欠く中、試合は延長戦に入り、3つ目の指導が与えられた相手の反則負けにより、勝って金メダルを獲得しました。

素根選手は、畳を降りてからコーチと抱き合って喜びをわかち合っていました。

この階級での金メダルは、女子の日本代表のコーチを務める塚田真希さんが2004年のアテネ大会で獲得して以来、4大会ぶりです。

素根輝「先に攻めて 絶対負けない気持ち」
素根選手は「コロナ禍の中でオリンピックが開催されて、感謝の気持ちでいっぱいだ。この大会のために練習を頑張ってきたので、それが出せてよかった」と涙ながらに話しました。

決勝については「とにかく先に攻めて、絶対負けないという気持ちだった」と振り返りました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210730/k10013171201000.html