「職員をつかまえて "どうしてお前、そんなこと出来るんだ" と聞いたんです」
28日午後、ソウル瑞草区方背洞(ソチョグ・パンベドン)のある豚足屋で会ったオーナー夫婦は、何度もため息をつきながら、このように話した。
ここは「韓国内某食堂の大根手入れ」という映像で議論の中心となった食堂だ。
SNSで拡散した映像では、1人の男性が、屋外でタライに足を浸したまま、大根の手入れをしていたところ、タワシで自分の踵をこする。
男性と一緒にいた女性は、この様子を見守っているが制止しない。
https://i.imgur.com/VTO7RJQ.gif

http://enjoy-japan-korea.com/archives/9578682.html
http://news.naver.com/main/read.naver?oid=025&;aid=0003122572
https://news.v.daum.net/v/20210729050223144

映像の中の男性は、この食堂でホールを管理している室長A氏だ。厨房人員が不足したため、"代打" として出たが、問題が発生したという。
A氏は映像が拡散すると今月25日、飲食店を辞めた。
豚足屋社長のイ某氏(66)は「厨房業務をしていた人が仕事を辞め、人を探している間に室長が代わりに食材を手入れするなどの雑用をしていた」と話した。
それとともに「その日は、室長が大根の手入れした初日らしい」とし「普通、そのような業務は私が引き受けるが、その日、ちょうど市場に行っていた」と説明した。
議論になった映像は、約1ヵ月前に撮られたと推定される。
映像が拡散すると、室長のA氏は「特に何の考えなくそうした」と釈明したという。
社長のイ氏は「Aに『お前が私にどうしてこんなことが出来るのか』と尋ねると、『暑くてそうした』という答えが返ってきた」とし「その話を聞いて辞めろと言った」と述べた。
初めてSNSで映像が広がったという知らせを聞いたイ氏は「妻から映像の話を聞いて、心臓がヒヤリとする気持ちだった」とし「厨房の仕事をする職員で、とても清潔なスタイルだったので、初めはそうした状況が理解できなかった」と話した。
その後、映像を確認する過程で、登場した職員が室長であることに気付いたという。