「9月いっぱいで、『有吉反省会』(日本テレビ系)が終了するのですが、有吉さんは最終回のゲストに渡部建さんを呼ぼうと、番組スタッフに提案しているんです」

こう明かすのは、ある日本テレビ局員だ。
有吉弘行(47)といえば、いまや見ない日がないほどの売れっ子芸人。
そんな有吉が、昨年6月に“多目的トイレ不倫”が報じられて以降、芸能界から姿を消したアンジャッシュの渡部建(48)に、救いの手を差し伸べようとしているという――。

「有吉さんと渡部さんはブレークした時期も近く、プライベートでも仲がいい。有吉さんはオファーについて、渡部さんに直接連絡していると聞きましたよ」(前出・日本テレビ局員)

有吉はスタッフたちに、渡部の出演を一生懸命に売り込んでいるというが、「渡部反省会」が実現すれば、渡部は“禊”を済ませて芸能界に復帰できる可能性も。

だが、このシナリオには、局内で困惑する声が広がっている。

「これまでも、『笑ってはいけない』の年末特番、『行列』の特番と、日テレでの渡部さんの復帰が模索されてきましたが、いずれも頓挫しました。
やはり、イメージが悪化した渡部さんのキャスティングに、局の営業部門やスポンサーなどが最終的に難色を示したことが大きい。
今回もまったく同じ理由で、局内では渡部さんの出演に否定的な声が上がっているわけです。

正直、有吉さんの申し出を意気に感じて盛り上がっているのは、バラエティ部門くらいです。
いま日テレ局員の最大の関心事は、『24時間テレビ』を今年も無事に成功させられるかどうか。
コロナ禍で広告収入が減少傾向にあるなか、『24時間テレビ』は広告費だけで数十億円規模の金額が動きます。局の上層部も渡部さんの復帰については関心が薄いんです」(番組制作関係者)

渡部の出演について日本テレビに取材を申し入れたが、締切りまでに回答はなかった。

「7月末から8月にかけて、最終回までの収録が行われます。渡部さんが出演できるかどうか、まだ予断を許さない状況です」(前出・日本テレビ局員)
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2003701/