京都ウトロ地区に「平和祈念館」建設へ 歴史継承と日韓交流の場に
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京都府宇治市伊勢田町の在日コリアン集住地域・ウトロ地区で、住民と支援者たちが第二次世界大戦以来の
地域の歴史を伝える「ウトロ平和祈念館」を建設する。

戦時中の京都飛行場建設に携わった朝鮮人労働者とその子孫が暮らし、形成されたまちの歴史について
常設展示するほか、戦時中に建てられ「飯場(はんば)」と呼ばれた労働者の宿舎を敷地内に移築・再現。

歴史の継承と交流のための施設として、2022年4月の開館を予定している。

 ウトロは、国策企業が集めた朝鮮人労働者の宿舎群がルーツ。戦後も現地に残った労働者、
家族、縁者が、生活インフラの乏しい劣悪な環境で暮らした。土地を買収した不動産会社との
間に居住を巡る争いが起き、00年に住民の立ち退きを命じる最高裁判決が出たが、
韓国の政府や財団、日本国内外の有志が住民を支援。