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福岡県へのまん延防止等重点措置が解除されて初の週末となった17日、福岡市の繁華街は買い物やレジャーを楽しむ人でにぎわいを見せた。「日常」が戻りつつあることを歓迎する声が上がる一方、感染者数のリバウンドへの懸念が拭えず、不安の声も聞かれた。
福岡市・天神の公園を3カ月ぶりに孫と訪れた同市の竹道雄さん(75)は、重点措置の解除まではなるべく外出を控えた。孫(5)が滑り台で遊ぶ姿を見て「孫もストレスがたまっていたはず。外遊びができてうれしい」とほほ笑んだ。
JR博多駅前で友人と昼食を済ませた北九州市小倉北区の男性会社員(36)は、飲食店街に活気が戻ってきたことを歓迎しながらも「テーブルに仕切り板がない店も多い印象。感染拡大の第5波が来ないか、気掛かりだ」と話した。
NTTドコモのデータ解析によると、天神周辺の17日午後3時現在の人出は、感染拡大前と比べ11・2%減だった一方、2度目の緊急事態宣言が福岡県に出される前の今年1月7日と比べると30・8%増だった。
(布谷真基、小林稔子、山口新太郎)
西日本新聞 2021/7/18 6:00
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