東京五輪の開会式に音楽制作で参加するミュージシャンの小山田圭吾氏が、過去のインタビューで障害を持つ
同級生へのいじめ行為を明かしていた問題で、このインタビュー記事を27年前に掲載した雑誌の版元の
ロッキング・オン社は18日、公式サイトで編集長名義の声明を発表し、被害者に謝罪した。

 山崎洋一郎編集長は声明で「その時のインタビュアーは私であり編集長も担当しておりました」と告白。
「インタビュアーとしての姿勢、それを掲載した編集長としての判断、その全ては、いじめという問題に対しての
倫理観や真摯(しんし)さに欠ける間違った行為であると思います」と振り返った。

 その上で、「傷つけてしまった被害者の方およびご家族の皆様、記事を目にされて不快な思いをされた方々に
深くおわび申し上げます」と謝罪した。この問題では、小山田さんも16日に謝罪している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071800335&;g=soc