ワクチン接種しない医療従事者ら、仏は給与支給を中止へ…義務化強化

 【パリ=山田真也】フランスのマクロン大統領は12日、テレビ演説し、新型コロナウイルス対策として、医療従事者や高齢者施設などの職員にワクチン接種を義務化すると発表した。感染力が強いとされるインド型(デルタ型)が拡大しているためだ。

 オリビエ・ベラン保健相は12日のテレビ番組で、9月15日以降、ワクチン接種をしていない医療従事者らは勤務できず、給与も支給されないと説明した。

 また、8月以降、飲食店や航空機などの利用には、接種証明書か直近の陰性証明書が必要になる。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20210713-OYT1T50242/