【ニューヨーク共同】東京五輪の首都圏会場を無観客開催とする方針が固まったことについて、米CNBCテレビは8日、1年の延期で費用負担が膨らんでいる東京五輪にとってさらなる挫折だと伝えた。

 同テレビは、無観客の状態で「視聴者が放送に熱中できるかどうかは課題だ」と指摘。CNBCの親会社で、五輪の米国向け放送権を持つNBCユニバーサルが、放送の際に人工的な音などを入れて、観客がいるかのように補完する技術を導入する可能性を指摘した。

 また、無観客方針決定は五輪開催による感染拡大を防ごうとする「大きな圧力があったため」と説明した。


無観客、新たな挫折と米テレビ
人工音などで補完可能性
2021/7/9 00:19 (JST)
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