札幌市では7月8日、新たに38人の感染が確認されたほか、新たに5人がインド型変異ウイルス、デルタ株に感染した疑いがあることがわかりました。

 北海道内でもデルタ株の感染が広がり始めています。

 菅首相:「まん延防止等重点措置は、北海道、愛知県、京都府、兵庫県、福岡県は7月11日をもって終了することを決定しました」

 政府の対策本部会議で、7月11日に期限を迎える「まん延防止等重点措置」の解除が決まった北海道内。 

 札幌では7月8日、新型コロナウイルスの感染者で、インド型変異ウイルスに感染した疑いがある患者が新たに5人確認されました。 

 このうち4人は北海道外との往来歴はなく、市中で感染した疑いもあるということです。

 また道発表分として8日、新たに6人がインド型変異ウイルスに感染疑いがあることがわかり、道内ではこれまでに感染した患者は1人、疑いがある患者は13人となりました。  

 さらに感染は広がっています。 

 札幌市が7月7日感染を発表した札幌市の職員3人は、インド型変異ウイルスに感染している疑いがあることがわかりました。

職員3人の感染を発表した札幌市

 感染経路はわかっていませんが、3人の職員はマスクを着用せずに来庁した団体と感染防止用の仕切りのない会議室で、それぞれ30分から1時間話していました。 

 関係者によりますとこの団体は、新型コロナウイルスの存在自体を否定しているため、検査を拒否しているということです。
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=21613