日本の警察庁組織犯罪対策部は8日、令和2年(2020年)における組織犯罪の情勢(確定値版)を発表した。訪日外国人犯罪情勢に関するデータによると、
2020年の国籍等別の総検挙件数・人員ともにベトナムと中国の2か国で全体の約6割を占め、いずれもベトナムが最多となっている。

2020年の訪日外国人犯罪の総検挙件数は前年比+3.5%増の1万7865件、うち刑法犯検挙件数が同+4.0%増の9512件、特別法犯検挙件数が同+3.0%増の8353件。
総検挙人員は同+0.9%増の1万1756人、うち刑法犯検挙人員が同+1.3%増の5634人、特別法犯検挙人員が同+0.5%増の6122人だった。

 総検挙人員1万1756人の国籍等別の内訳は、◇ベトナム:4219人(構成比率35.9%)、
◇中国:2699人(同23.0%)、◇フィリピン:765人(同6.5%)、◇ブラジル:508人(同4.3%)、◇タイ:480人(同4.1%)など。

https://www.viet-jo.com/m/news/statistics/210409180636.html