裸で日光浴中、鹿に襲われ…豪男性2人、コロナ規制違反で罰金8万円

https://www.afpbb.com/articles/-/3353891

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州警察は28日、シドニー近郊のビーチで裸で日光浴をしていた男性2人が、
鹿に「驚いて」原生林に逃げ込み、迷った末に救助されたと発表した。
シドニーは新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)中で、2人は外出規制違反で約8万4000円の罰金を科された。

 警察によると、男性らは無人の浜辺で日光浴をしていたが、鹿から逃げようと王立国立公園に逃げ込んだ。
27日の日没後になって、道に迷った男性らが電話で救助を求めてきたことから、陸と空から捜索が始まった。

 救助隊はまず、「全裸でリュックを背負った」男性を遊歩道で発見。その後、一部だけ服を身に着けた男性を保護したという。

 ニューサウスウェールズ州警察のミック・フラー本部長は、「ばか者を法律で取り締まるのは難しい」とコメント。
「正当な理由なく外出し、人々をはっきりと危険にさらした。(中略)その上、国立公園内で迷子になり、医療保健活動の貴重な資源を奪った。彼らは恥じ入るべきだ」と続けた。