https://news.yahoo.co.jp/articles/25275b404fb8405e1e52af667093c9fcb01f9e09

24日午前4時13分ごろ、茨城県かすみがうら市下稲吉の国道6号を走っていたトレーラーから、積み荷の食用油が流れ出した。影響で同市内と石岡市内の国道6号と国道355号の一部区間が、最大約10時間にわたり通行止めになり、周辺で渋滞が発生した。

県警や消防などによると、運転手の男性が、国道6号を北上中、コンテナに積んだ菜種油が漏れているのに気付いた。かすみがうら市下稲吉から両国道を約6キロ走行後、同市と石岡市の境にある恋瀬橋ロードパークの駐車場にトレーラーを止めた。

油の除去作業などで、国道6号はかすみがうら市の千代田庁舎入口交差点から石岡市の恋瀬橋北交差点までの約4キロが、午前9時半ごろまで通行止めとなった。国道355号は国道6号と接続する同交差点から府中橋北交差点までの約600メートルが、午後4時半ごろまで不通となった。

県警によると、油流出後の同日午前5時17分ごろ、恋瀬橋北交差点を右折しようとしたワゴン車が滑って土留めに衝突、数人が軽傷を負った。県警で流出した油との関連を調べている。