東京オリンピック・パラリンピックの選手ら訪日関係者向けに開発しているスマートフォンアプリの事業費削減を巡り、
平井卓也デジタル改革担当相が発注先の一社であるNECを「脅しといたほうがいい」などと会議で発言していた問題で、
平井氏は22日、この会議の一部音声データを報道機関に公開した。  ◇音声データは3分間  この問題は朝日新聞と週刊文春がそれぞれ音声データを入手し、
報じた。平井氏は22日の閣議後記者会見で「一部報道で誤解を招く情報が含まれており、正確な内容をお伝えする観点から公開する」と説明した。
閣僚が報道に反論するために自ら、担当省庁の会議の音声データを公開するのは異例だ。  公開されたのは、4月7日にあった内閣官房IT総合戦略室(IT室)の会議の一部で
、約3分間の音声データ。平井氏はIT室の幹部らに対し「(NECが事業費削減について)ぐちぐち言ったら、完全に干す」
「遠藤(信博NEC会長)のおっちゃんあたり脅しといたほうがいいよ」などと発言。
6月11日の記者会見で「非常にラフな表現であり、不適当だった」と釈明していた。https://news.yahoo.co.jp/articles/213a1b999ef9febeb43fdea9c7795c03531168e7