(台北中央社)中央感染症指揮センターは22日、新型コロナウイルスワクチンの優先接種対象を来月1日から拡大すると発表した。
国家の安全や正常な社会機能の維持に関わる人や65〜74歳の高齢者、2回目の接種者などが新たに接種可能になる。
また、現時点で優先接種対象となっている妊婦について、英アストラゼネカ製と米モデルナ製から希望するワクチンを選択可能にすると明らかにした。
妊婦の優先順位は75歳以上の高齢者と同列の第6位。現時点では6位までを対象に接種を開始している。
来月1日から接種可能になる接種順位7位の対象は、軍人、軍事・国家安全当局の文官、幼稚園・児童預かり施設教員、卸売市場の第一線の作業員、
国家に不可欠な施設に必要な職員(高鉄、台鉄、ガス、水道、電気、通信などインフラ施設職員)、第一線で取材するメディア従事者、第一線の郵便職員、保育施設職員など。
台北、新北、基隆の3市に限っては、タクシーや高速バスの運転手、配達員、伝統市場出店者なども対象になる。ベビーシッターは台北と新北のみ対象。
https://japan.cna.com.tw/news/apol/202106220005.aspx