大阪の天王寺動物園で、命の危機を乗り越えた「奇跡のニワトリ」として親しまれていたニワトリのマサヒロが、19日、死にました。
ニワトリのマサヒロは5歳のオスで、飼育されているタヌキやアライグマの餌となるヒヨコとして6年前、天王寺動物園に来ました。
イタチを捕まえるためのおとり役や、トラやライオンなどの生き餌に選ばれたもののいずれも食べられず、3度も命の危機を
乗り越えた「奇跡のニワトリ」として来園者に親しまれていました。
動物園によりますとおよそ1年前から体調が悪くなり投薬で改善していましたが、19日、容体が急変して死んだということです。
ニワトリの平均寿命は5年から7年ということで天王寺動物園は「たくさんの人に親しまれてきました。
長生きしてくれてよかったです」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210619/2000047351.html