国内鉄鋼最大手の日本製鉄で人事を担当していた男性社員(当時)が、入社予定の女性に性的関係を迫っていたことが18日、明らかになった。
女性は精神的ショックを受け、現在も入社していない。日鉄は男性社員を懲戒解雇した。毎日新聞の取材を受けた日鉄は「不適切な行動」が
あったと公表したが、詳細は伏せている。
日鉄は18日、この問題をホームページに掲載し、男性社員について「入社予定者の方と私的なやりとり・面会」などを行っていたと陳謝。
再発防止策として、採用活動における社内ルールの強化・徹底などを挙げた。毎日新聞は16日に取材を申し込み、事実関係や
詳細について質問したが、日鉄は「個人情報に関わる」として回答を避けた。
ところが、毎日新聞が入手した男性社員と女性のLINEのやり取りでは、…
https://mainichi.jp/articles/20210618/k00/00m/040/284000c