待機するだけで通報される“外国人UberEats配達員”の嘆き「不法滞在者なんかいない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/98db74b40dc0dfa13d31a40dfcbba1d23249c3fd
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飲食店前で待機するベトナム人配達員。一日に何度も通報されることもあるという……

 繁華街の飲食店の前でたむろする「ウーバー地蔵」。すっかり街の風物詩になったが、迷惑行為だとマスコミに責め立てられている。なかでも外国人に向けられた攻撃は苛烈だ。当事者たちはどう思っているのか聞いてみた。

⇒【画像】通行の妨げになっていないのに、待機しているだけで通報されるベトナム人配達員

帰国できない留学生たちに残された最後のバイトだった
※書き込み内容を一部、修正・要約しています

 コロナ禍で急激な成長を果たしたフードデリバリー業界。大手外食チェーン店の前で注文を待ちながら“地蔵”と化す配達員の姿も日常の風景となった。なかでも目立つのが外国人の姿だが、一部の日本人からは反感の対象となっている。都内在住の30代女性はこう話す。

「夕方、駅からの帰り道に、配達バッグを持った東南アジア系の外国人が5、6人いつもたむろしていて正直、怖い。先日も禁止されているのに歩道橋に上がるエレベーターに自転車にまたがったまま乗ってきた人もいた」

 SNS上でも反発の声は広がっているが、なかには心ない排外主義的な投稿も散見される。

「どこの馬とも知れん外人が運んできたメシなんかよう食えるな」
「あいつら全員不法滞在だろ。警察はウーバー外国人に職質しろ」